From His Field Note : グリーンキーパーの野帳から

一季出版(株)発行 月刊ゴルフマネジメント誌連載中の –グリーンキーパー の野帳– のスピンオフと申しましょうか 補助線と称してあれこれと...

【 第137回の補助線 二本目 】 僕達の勉強会と いろんな事情 2018 ( ...その2 )

2018年 3月号 第137回 僕達の時事問題と恋愛事情 2018. より...

 ―――― やれやれ、イケガミさんは夕べも数字視聴率を稼いだようですが…と申しますか、悪のりも、リベラルアーツ基礎的教養を試されるご時世かいな ...

 


 

 ...それにしても、今日は少しは暖かくなるって予報だったのに。全然暖かくないですよねぇ」
 まぁそれでも、一時いっときよりは まぁだまし、、くち、、でないのかねぇ、
「キーパーは良いですよ、ツンデレから年増までよりどりみどりなんだもん。寒さなんか屁でもないでしょ ...むしろ寒い方が『もっとこっちにお寄りよ』なんて ...ニクイヨこの、sibakuro大将 ...あっ、塾長でしたっけ?」

◤ おぉ~ぃ 大概にしねぇとぉ

 ―――― 確かにタブ君の言う通り。予報のように暖かなお日和とはまいりませんが、それでもまずます、、、、の陽気の、二月も四回目の土曜日であります。 ...って、あれ? 今日は土曜日なのに?

「キーパー、お話中にお邪魔します。チーフからのお試し お持ちしましたから、業者さんとご一緒にどうぞ。お客様には ジンジャーエールをお持ちしました ...キーパーには ハイボール特濃ぉ、今日はコレでお仕舞いですよぉ~」
「あれ?」
「え? ...どぉかなさいました? ...それともビールか、キーパーと同じ特濃ハイボールになさいますか?」
「ぃ、いえいえ... 済みません。ご馳走になります。シェフに、ありがとうございますアァ~ンドいただきますって お伝え下さい」
「どちらも地元の、駅裏の商店街のお店の自慢の商品を使った試作品です。ごゆっくりどうぞ」
「あ ざぁ~す …あっ、ぁひ ...あひひぃ、でも、美味ンまぁ~」
 ―――― にっこり笑って背を向けるちぃままを見送って、早速 新ジャガのピザを頬張る 資材屋のタブ君でありますがぁ
 君 さぁ、今日は土曜でお休みでないのかえ?
「いや、今日はプライベートですから。商売抜きです」
 なんだ。春からの資材の見積もりとか、五番の工事グリーン新設やらの養生の資材の売り込みで休日出勤 とかじゃぁないのかゃ、
「う~ん、それをしたいのも山々なんですけどねぇ。最近会社がそうぉいうのウルサクってぇ」
 ―――― だから今日はネクタイもしないでラフにしてるのね
「でもねぇ、残業時間がどうとか休日出勤がこうとか言ってたって、売り上げが上がンなきゃぁ、呼び出されてお小言の百万陀羅なんですけどねぇ。ダブスタですよ、ダ ブ ス タ。まぁ、パレスチナの誕生に関わる サイクスピコ協定?イギリスの三枚舌外交...? だめだ。中東問題なんか譬えに出すンじゃぁなかった ...あれ、歴史にしても背景にしても、本当にわかりにくいですよねぇ。イケガミさんの解説聞いたときには解ったような気になっちゃうんですけどねぇ...」

 


正・続 まんが パレスチナ問題 まんが パレスチナ問題 (講談社現代新書)

 

 ..とまれ .試作品とはいえ、うちのチーフのピザをロハで食べられれば、ここまで来た甲斐ってものもあるってもんだよな、
「いや、なんかそんな風に云われるとぉ... なぁんか、商売っ気出てきちゃうなぁ」
 ―――― いや、そのままピザでも ガーリックトーストでも頬張っていておくれ

「でも キーパー。キーパーって、いつ来てもコースかハウスのどこかにいますよねぇ」
 そぉ言われれば 確かにそぉだねぇ、
「あれ『生活感の無い男』って、女好きしそうですけど。やっぱりキーパー、そのあたりをウリにしているんですか?

◤ 君も言うようになったねぇ

 ...たく、下ネタの小父さんの薫陶宜しき、甚だしきにも程があるな ...この小下ネタ君め、
「過去の過ちはお詫びしますから それ、言いふらさないで下さいよ....」
 知れたら身の破滅かゃ?
「洒落になんないっす ...てか マヂでキーパー、休んでます?会社」
 うーん、そぉ云えばねぇ...
「今年に入って最後に休んだのは?」
 ん? あぁ・・・・・・ぁ 記憶にございません、
「ダイジョウブですか?少しお酒も控えたらどうです?土曜日曜に限らず、朝昼にアフターの時間は必ずレストランでお客さんと呑んで話をしているとかって聞いてますけど、バブルの頃の支配人だって そうそうはいませんでしたでしょ?」
 かつての、そう云う支配人を知らないわけじゃぁないけどさぁ。、随分と話に尾ひれがついているなぁ。あたしゃ竹麦魚ほうぼうかいな...
「でも、本当?マヂ 一日も休んでません?」
 まぁ、まるまる一日休んだ日は無い ...って云った方が正鵠かな。でもさぁ、昭和のキーパーなんて、一年日がさら 夜討ち朝駆け。年の休みが五日か六日。みんなそんなもんだったしねぇ。あたしゃぁ いまだに、そっちのかた、、、、、、で仕事してぇるだけさね。別に週休二日だろうが 土日旗日に休もうが、余所様のことをとやこうや、、、、、と申すつもりも無いしねぇ
「働き方改革とか、最近話題じゃぁないですか」
 どんどんと 議論をすれば良いんじゃね。洗い残した重箱の隅とか ひたすらアベニクシでなければね ...ってぇか、あたしゃ ここに来てからさぁ。あんまし仕事をしてるって感覚が無くってね。なんか 家業に精出してるような愉しみ ...家業って云ってもさ。生業とか商いで無くて、武芸や学芸の方の家業だけどさ、
「キーパーにだって『今日は朝だけで 後はお休み』って日があるんですよ」
 ―――― ちぃままが空いたお皿を下げにきてくれましたがぁ
「そぉ云う日は それこそ一日中呑んだくれてません?」
「うふふ、だからこそ キーパーにはホールにいてもらわないと ...お召し上がりの後は コーヒーでよろしいですか?駅裏の商店街のコーヒー豆屋さんお奨めのブレンドをお持ちしますね」
 ―――― やれやれ

 

雪解け進む午後の日...

―――― 午後になったら雪も大分に解けてまいりまして...<br />『良いねぇ、まるで水墨画』『てか、もう少しムラなく撒けないの?融雪剤...』

 

 ...てか、わざわざ休みの日に来るなんて、今日はどんな風の吹きまわしだぇ?
「あれ?キーパーのことだから もぉお見通しかと思ってました」
 ...? やっぱりあの件?
「そぉなんですよ。下ネタさんが『オレが昼時に行っても“シェフのお試し”を出して貰えなかった。シェフのお試しは sibakuroさんの兄弟弟子とか sibakuro塾だけの特権だったっけ?お前ちょっと行って偵察して来いよ』って、そりゃぁしつこく言われちゃいましてね。本当は タブ君も一緒の予定だったんですけど、アイツはアイツで あっちゃんさんから呼び出し受けちゃいまして...」
 ―――― なんだ。あたしゃぁ また、あっちゃんあっちのコースのキーパーさんから こないだ、、、、の勉強会の様子を『探ってこい』とでも言われたのかと思ってましたが...
「まったくさぁ。休みの日は溜まった洗濯物とか 部屋の掃除とか、買い出しなんかで忙しいんですからねぇ」
 彼女とデートとかは?
「…ありませんてば」
 ―――― しまった、此奴は先に手酷い失恋をしたばっかりだった
「あぁ~あ ...おれ なにやってんスカねぇ、こんなお天気の土曜日に 下ネタさんの使いっぱだなんて…」
「お待たせしました。お奨めブレンドです。それからこちらは 和菓子屋さんが作ったウィスキーボンボンです。食べ過ぎると危ないですから お気をつけて。ブレンドと ボンボンもお宅でお楽しみ戴けるように 少しですがお持ち帰りで仕度いたしましたので どうぞ」
「スイマセンいろいろとお気を使ってもらっちゃって ...でも『持ち帰っても独り』なんだよなぁ・・・・・・
 ―――― 後半の独り言は ちぃままの耳には届きませんでしたがぁ。どうやらタブ君。失恋の後遺症は大分に重篤なようであります...
「キーパー、でも誰にも言わないで下さいよ」
 はいはい、もち、、ろん、、だよ、
「本当ですよ。コレで下ネタさんの使いっぱやってるなんて言いふらされたら 再起不能ですよぉ」
 ―――― あれ?そっちなの?
「って、キーパーのコーヒーから ウィスキーだかブランデーの臭いがするんですけど...」
 ―――― こやつ 思っていたより 余程にタフになってぇるじゃぁないかぇ

 


A Golf Courase Maintenance Fable
Another Time Another Course
...From His Field Note 2018_02_24 / It's been so cold lately ...can't wait for spring!

そを人は 虚実の皮肉嘘と真の綱渡りと云ふさうな...

【 第137回の補助線 一本目 】 僕達の 勉強会の いろんな事情 2018 ( ...その1 )

2018年 3月号 第137回 僕達の時事問題と恋愛事情 2018. より...

 ―――― この“失われた二十年”のうちにこの身に染みついたデフレマインドってんですか?『増える』とか『上がる』って方向から、ついつい反対の方にね…怖いですねぇ...

 


 

 …ハイボール二つ、お待たせしました。ごゆっくりどうぞ」
「はいはい、いただきますねぇ・・・・・・ 

◤ ...どうしました?

「えっ? ...いやいや、こないなぁ~ってさぁ」
 ―――― 小父さん小父さん、まぁた そんな風に露骨にお尻を目で追ってぇるんだからぁ... 女の子たちって、そぉ云うところは敏感なんですよぉ
 こないって、注文したハイボール二つ来ましたよ、
「いやさぁ、キーパーのトコロレストランて、何んかしら美味しい“お試し”が食べさして貰えるってぇのにさぁ。私には無いのかなぁ~、それとも これからお嬢とかちぃさまちぃままが『お待たせしました、こちらは寡婦のシェフちゃんからのお試しで...』なのかなぁ~」
 ―――― 多分無理だと思う
「ぅ~ん ...とりあえず 乾杯?する?」
 ―――― って ハイボールのジョッキを手にしつつも、下ネタの小父さんの視線はまだ バイキングカウンターの方に泳いでおりますが...
「おかしぃなぁ ...あ、とりま 乾杯ね、乾杯キーパー。毎日お疲れさんですヨォ」
 ―――― きんきん、、、、のジョッキを傾けて喉を鳴らしながら、相変わらずホールの女の子を目で追っているんですよ、この人ってば...
「なんか小腹が空いたね、キーパー。なんかチョット摘まめるモノでも頼もうか?いや、もちろん私の伝票で良いんですけどね...」
 ―――― ったく、これ 聞こえよがしに 何を言ってるんだか 言おうとしてぇるんだか、この小父さんわぁ...

「で、さぁ。ついにsibakuro塾も合宿やるまでになっちゃったそうだねぇ、キーパー。ご発展でなによりっ」
 だ か ら、sibakuro塾とか 言わんといてくださいよ。みんなで面白がって囃すから、本当に変な噂が一人歩きしちゃってさぁ。こっちは本当に迷惑してんですからぁ、
「いや、ワタシがsibakuro塾言ってるわけじゃぁないですよぉ ...それよか、キーパー聞いてる?あの あっちゃんあっちのコースのキーパーが、sibakuro塾が合宿をやるって情報に対抗して 勉強会を急遽開催したって ...いや、sibakuro塾じゃなくて、sibakuroさん主催の勉強会だったよね」
 あたしゃぁ 主催なんかしちゃおりませんですよ、
「あっちゃんの方の勉強会に集まってたキーパーとか、タブ公タブ君ノート坊ノート君はじめとする 業者連中もね。この期末で予算やらナニヤラで忙しいときにさぁ。そろそろ春の仕事が目先に迫ってきていて、ゆっくりできるのもあと少しってこの時期に 緊急招集ってさぁ ...みんな 口にはしてねぇけど『大概 いい迷惑』ッてくらいにしか 思ってナイんじゃぁないの?」

◤ あれまぁ...

「で、さぁ。招集に応じなければ応じないで、あっちゃんあっちのコースのキーパーのご機嫌が斜めッちゃうでしょ。みんな遣り繰りして 夕方あっちゃんあっちのコースのキーパーのコースに集まったんだけど。お昼のレストランから始まって、コンペルームの勉強会も 夕方のパーティも。コースのスタッフがよそよそしいってぇか ...いかにも迷惑がられてるのが アリアリとしてたんだってさぁ。『もともとアウェーなんだけどさぁ、完全に敵地。敵地の虜囚 ...The Prisoner of Enemy Territoryってやつだったよぉ』ってさぁ」

 

霜の朝の睨めっこ

―――― 霜の朝の睨めっこ
『いわゆる一つの 無垢な瞳ってヤツ?』『いや、四つだろ』

 

 それ言ってたキーパーさんは、スマホのゲームとか やりこんでらっしゃるんですか?
「あの、スマホの小さい画面覗き込んでピコピコぴこぴこってさぁ、よくやってられるよねぇ ...まぁ、それはおいといてさぁ。とにかく、あっちゃんが一人で張り切ってたけど、支配人始め 廻りのスタッフはヨソヨソしくてトゲトゲしてるしで 勉強どこじゃぁないし。夕方のパーティーなんか 雰囲気悪くって、飯の味だって覚えてないくらいだったって ...キーパーのトコの勉強会はどうだったの?ヒトマワリ一角のコースのキーパーの大将とか シーサイド濱沿いのキーパーさんに聞いても『まぁねぇ...』とか『それなりにぃ~』とか、はぐらかすばっかりでさぁ」
 まぁ、うちの方は みんなして呑んで喰って与太飛ばして一晩遊んでぇただけなんでねぇ。勉強になったかなんて聞かれても、聞かれた方が困っちゃったんじゃぁないですか?
「それに、タブ公タブ君ノート坊ノート君は『僕たち わたしたちにはお声をかけて貰えなかったんですよ』って、随分とぼやいてたよ。『先に声をかけて貰えれば、「先約があるから」で 断れたのに』ってさぁ」
 同日開催じゃぁないんですから、結局呼び出されて 二連ちゃんの憂き目でしたでしょうよ、
「あっちゃんもキーパーも、ホントにつれないなぁ。ワタシ、ドッチも声かけて貰えなかったんだよねぇ...」
 ―――― いい年して 拗ねたような上目遣いは止しなさいってば
「...あっ、ゴメンね。コレハイボール、お代わりお願いね」
『はい、すぐにお持ちします』
「あっ、今 お嬢のキッツい視線は ...ワタシじゃ無くて キーパーにだよね。『しーさん、飲み過ぎちゃダメよ』って?んもぉ、キーパー 相変わらずのご艶福っ」
 よしなさいってば、だいたい 声 大きいんさ...
「それにしても、なんか腰つきが大人びてきたねぇ…」
 ―――― そぃから、お嬢のお尻を目で追うのもねっ

「だけど、あっちゃんあっちのコースのキーパーも 焦りすぎ?なんか最近さぁ。俺たちも顔色伺うの?忖度? ...大変なんだよ。そのくせ 先回りされるとすぐに機嫌が悪くなるとかさぁ。最近は『ありゃ あっちゃんじゃぁなくって“あぁ~さま”だよ。いったい 何様なんだか』なんて 言ってるヤツ業者もいるくらいでさぁ ...あっ、オレでも タブ公タブ君ノート坊ノート君じゃぁないからね…」
ハイボールのお代わり、お待たせしました。空のグラスはお下げいたします」 「はい、アリガトねぇ~ ...あれぇ?」
 って、こんどは?
「いや、ほらぁ…『ヤモちゃん寡婦のシェフからのお試しですぅ~』が ないじゃぁ~んねぇ...」
 ―――― だ か らぁ、持ってきてくれるわけないじゃん。そのくらい気がつきなさいってば...

 


A Golf Courase Maintenance Fable
Another Time Another Course
...From His Field Note 2018_02_21 / The sky looks overcast today

そを人は 虚実の皮肉嘘と真の綱渡りと云ふさうな...

【 第136回の補助線 十二本目 】 濃ゆき女性どもも集えよ このコースに...

2018年 2月号 第136回 皆集えよ あの旗の下に より...

 ―――― う~む。なんか、もの凄い話になっちゃっていないか...

 


 

...ホラ行くよっ ...ったく グズグズしないっ」
「あっ、はぃ~」
「じゃぁsibakuro、さっきの件。ちぃままと事務長コジュッケさんともよく相談して なる早で提案なり改善策を。最長で一週間。それ以上は待てないからね」

◤ はぃ~

「なに?その腑抜けた返事は? ...ったく、ここのコースの男共ときたらぁ...」
「キーパー、オレさぁ...」
「副支配人っ、お前 昼日中からsibakuroと 男同士の愁嘆場?いい年して気色悪いったらありゃしない。おいでったら ...あんた、今日は帰れないからね。覚悟しときなよっ」
「はぃ~」
「それから sibakuroっ。コイツのタイムカード。定時に押しといて。グズグズ仕事されて残業だなんてとんでもないから ・・・だから荷物もって ...車廻して来る?そんな無駄なことしなくて良い。あたしには二本の足があるの。あんたがモタモタ車廻してくるより、自分の足で歩いた方がよっぽど早いから ...だから 速く歩きなさいってのぉ...」
「はぃ~」
 ―――― やれやれ、もう直に改装工事に入る インターの脇のモーテル ...改装後は 普通にホテルとしての営業になるとのことでありますが。とまれそちらに着任する『氷の女王』と渾名された 妙齢の支配人が足早に... その背を小走りに追いかける 副支配人でありますがぁ ...あれじゃまるで『引かれ者』じゃぁないか。それも 意気がって小唄でも鼻の先に乗せられれば良いんですが、あぁまでしおしおのパー、、、、、、、 で、あっちモーテルについてから使い物になるんだろうか ...はなはだ疑問だ

「kurokoさん、それではまた。あなたもたまには わたしのお店レストランにも 遊びに来て下さいな」
 はいはい、お疲れ様でした ...てか、先にも打ち合わせでお邪魔いたしまして、その節はごちそうさまでした」
「いやだ、kurokoさん。お仕事じゃなくて、プライベートで ぜひどうぞ。特別なお料理でおもてなしさせていただきますわ ...もちろんお連れ様のことを漏らしたりするようなこと、絶対にありませんから」
 ―――― おいおい
「それでは ちぃ子ちぃまさんや、お嬢 シェフにもよろしく」
 ―――― って、つぶら、、、で黒目がちな 潤んだその瞳が『三人とも うちレストランのスタッフに欲しいの...』ってる インターの脇のレストランの副支配人さんでありまして...

「あら、わざわざお見送り?sibakuroさんもお忙しいでしょうに。 ...それとも お送りしたかったのは、わたくしではなくて あの二人だったのかしら?」
 ぃや ですからね...
「sibakuroさん、あなた。この春からあの子マムも レストランとホテルとここゴルフコースの総支配人で 忙しくなりますから。ことに ホテルはリニューアルと云うよりは 新規オープンのようなもの。それも モーテルからの業態の変更ですから、いかがわしいイメージの払拭から初めて、いろいろ大変だと思いますの。それに レストランも、去年の春の買収この方揉めに揉めてきましたけれど、やっとチーフコックを始めとした 素性の悪いスタッフを切ることが出来ての再スタート。春から落ち着いて仕事ができるのはここコースだけ。ですから、sibakuroさん。あなた。あの子マムがレストランとホテルの仕事に集中できるように、 ちぃ子ちぃままさんと良く協力して。お願いしますね。そうそう事務長コジュッケさんも、ゴルフ場については そろそろ、ある程度までならsibakuroさんの裁量で営業らせてみても良いかも知れないって、仰っていましたわ...

◤ ...すりゃ 悪い冗談でないのか

「あなたもこの春から 副支配人兼グリーンキーパーですからね。自覚と責任。なによりも プライドを持ってね。自信を持って お客様に接して、コースを拵えていただきたいの ...大丈夫。あなた、sibakuroさんならできるはずですよ」
「はぃ~」
「そのお返事、理詰めさんがお聞きになったら なんて仰るかしら? sibakuroさん、そう云う小さな受け答え一つからね。もう 今日の。今此の時から 副支配人らしく振る舞っていただきたいのよ。そうすれば、すぐにあなたの内側からも 副支配人らしい考え方や行いが産まれてくるはずですよ」
 はい。以後、重重 気を付けて日日を過ごすように致します...
 ―――― あぶなかった ...語尾に『です』がくっついて、『...致しますです』になっちゃうところだった...
「そぅ、よかった。わたくし、あなたには期待しています。あなたには 只のグリーンキーパーで終わって欲しくないって、わたくし申しましたでしょう。あなたには 副支配人の椅子も一つのステッピングストーンとして、さらに上の立場に立っていただきたいの。このコースのみならず、レストランやホテルも。そして来期以降の事業展開の中でも より高い立場でグループ全体を牽引していってくれるような、ね。そのために sibakuroさん。あなた。今から 大所高所の視点を忘れないで下さいね。それから、小さいところ低いところからの視点も。ミクロとマクロ、両方の視点を意識して ...はいはい。今行きますよ。本当にせっかちなマムねぇ。では sibakuroさん。ご機嫌宜しゅう ...あっ、そうだわ。来月からのこの会議。あなたにも、最初はオブザーバーとしてでも良いから参席させて貰えるようにいたしましょうね。それが良いわ。かの子マムには わたくしから話しておきますわね...」
 ―――― えぇと、車を回してきた女将マムが、ずっとお待ちでありましたですよ。とまれ 話しに熱が籠もって止まらなくなっちゃってぇた姉様。助手席から やんごとなき、、、、、、方方のように手を振りつつの ご出発でありまして...

 

「いやぁ、凄ぇもの見ちゃったなぁ。キーパー、あれはどこの美女軍団よぉ」
 ぅわっ ...ビックリしたなぁ、もぉ...
 ―――― 毎月第二日曜日は 事務局さん主催の月例会でありましてね。今月二月も御定連の皆さん お揃いでありまして。スタート表を見ているかぎりは『事務局さんの分裂』騒ぎなんかは、ただのフェイクニュースだと思われてならないのでありますがぁ
「・・・いや、姉様は判ってるよぉ。後の二人 ・・・去年の春に買収したレストランの副支配人と、この春改装してオープンするホテルの支配人?ぃやぁ、かたやバリバリのビジネスパーソンに。こなた 色香ムンムンのママさんタイプ。今日は レストランとホテルとコースの 頂上会議? へぇ ...姉様もマムも、凄いのを集めているねぇ ...本当にキーパーのトコってさぁ。すっかり女の園じゃぁないかぁ ...てか、あんなのばっかりじゃぁ、さしものオレも縮み上がっちゃうなぁ ...わはははは」
 いや、笑い事っちゃぁないですよ ...てか、
『おぉ~い、チョットコォ~イ』
 ―――― つい今し方までの頂上会議に 男一人でご出席であらせられた、事務長のコジュッケさん。さしもの小父さんの『ちょとこい』のコールもへろへろ、、、、でありますや...

 


A Golf Courase Maintenance Fable
Another Time Another Course
...From His Field Note 2018_02_11 / The Sunday after the rain

そを人は 虚実の皮肉嘘と真の綱渡りと云ふさうな...

【 第136回の補助線 十一本目 】 『ミンでマックス』な人たちよ 集え このコースに...

2018年 2月号 第136回 皆集えよ あの旗の下に より...

 ―――― あのね、しーさん。理想を掲げてるだけじゃご飯は食べられないかもしれないけど。育ちも考え方も違う人たちが結集あつまって同じベクトルで突き進むためには...

 


 

・・・キーパー、ちょっと聞きたいことがあるンすけどぉ 」
 なんだよ、改まってぇ。まぁ そこにお座りよ、
 ―――― 高校の三年生ともなると この時期は受験行脚に忙しい連中と、行き先進路も決まって モラトリアムな奴らとの二極化でありますか。疾うにこの春の 調理の専門学校への入学が決まってしまっている、居酒屋のマスター店長さんの娘の末女っちゃ。今日は“シェフのお奨め”が 地元のお店の手作りの食材を使ったアヒージョ... と云うことで。わざわざ送迎バスに乗ってやってきて バイキングカウンターの内側で“見学”しておりましたが、お昼も一段落でありまして...

◤ で? どうしたえ?

末女っちゃん。どうせなら しーさんにコーヒーくらい持ってこないとぉ』
「あっ、お嬢姉さん スイマセン ...てか、キーパーはビールかハイボールでなくて良いんスか?」
『さっきまで お客さんと呑んでたでしょ。しーさん これからまたコースなんだから、コーヒーで良いの。ほら、あんたの分。カウンターの手伝いの日当の代わりに、ショコラケーキも持ってきたから』
「アッザァ~ス、ゴチになりッすぅ...

 

ただいま雪踏み中

 ―――― トラクターで雪踏み仕事
『雪踏みわぁ~ 気楽な稼業ときたもんだ♪』

 

...あっ、ウマぁ~。これ、この間キーパーが話してたお客さんの差し入れッすか?んもぉ、日曜日にって言ったのに もぉ持ってきてくれたンすかぁ?油断できないッすねぇ」
 えぇと、あたしに聞きたいことてのは、このケーキが何時届くかだったのかな?
「・・・あっ、ソレソレ。ソレッす」
 じゃぁ、ゆっくりお食べて... って、もぉ胃の腑に収まっちゃったのかいな、
「いや、そうじゃなくって...」
 ―――― だ か らぁ...
「キーパー、あのですね 『ミンでマックス』って、微妙すぎますよねぇ」
 な? ...なにそれ?商店街のドーナツ屋の新製品かえ?
「いや、そうじゃなくって」
 スマホのオンラインゲームかなんか?
「だから 違いますって」
 十把一絡げの アイドルグループとか、その新曲とか?
「だ か らぁ ...キーパー、もしかして 本当に知りません?『ミンでマックス』?」
 すみません、寡聞にして『ミンでマックス』知りませんです、
「ホントにぃ?」

◤ 本当に知らないんだってば...

「んもぉ... しょうがないっスねぇ」
 あいすみません ...てか、それがどぉしたの?
「だ か らぁ、微妙すぎますよね?『ミンでマックス』って」
 だ か らぁ、そも『ミンでマックス』なに?
「合い言葉ッすヨォ。最近レストランにちい姉さんちいままがヘルプに来ると『末女っちゃ、ミンでマックスだよ!』なんて言ってるンスよ」
 う~ん、いまひとつ 理解がいかないんだけど...
「だいたい ちい姉さんをヘルプに呼ぶ時って、忙しさマックスで ワァ~って時じゃないッすか。そぉ云う時に『ミンでマックス』って...」
 ―――― ミンでマックス、一向判じ物じゃないか
「だ か らぁ... 『ミニマムな人数で頑張って マックスな売り上げを上げようね』って 意味じゃないッすかぁ」
 あぁ~“MinimumでMaximum”なのね ...それなら ちぃままも、少数精鋭で頑張ろう ...って云えば良いのにねぇ、
「キーパー、忙しくって キィ~ってなりそうな時に『しょうしゅうしぇいえいで』なんて まどろっこしくって言ってらんないッすよ」
 ―――― おぃおぃ、ちぃままの噛む癖が遷ったのかえ?

「ただねぇ、スゴク言ってることは良いことだと思うんすけどぉ ...『ミンでマックス』は微妙すぎますよねぇ。ただ それがぁ、お嬢姉さんも やも姉さん寡婦のシェフも、ちい姉さんちいままと一緒になって『ミンでマァ~ックス!』なんて言い合ってるンすよぉ。で、『末女っちゃも一緒に言わないとダメだよぉ。チームワークなんだからぁ』って アタシに言うンですけどぉ ...アタシィ どぉもぉ・・・」
 ―――― やれやれ、あいつら束になって末女っちゃをからかって遊んでやがるな

 

雪でクローズのコースは シカの天国です(笑

...おっと ギャラリー発見w

 

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=2037914546497982&id=1677137362575704

...動画はこちらから(未編集の撮って出しですが ...『臨場感あふれる』と云うことでw)

 

「あっ、キーパー。遅くなっちゃって悪かったねぇ」
 ―――― っと。地元の商店街の束ね役の肉屋さんが、お年季ものの木箱を重ねたのを抱えた いかにも実直そうな若い衆わかいしさんを連れてやって参りましたが...
 いえいえ。ちょうど今 若い娘さんの、おもしろい話を聞かせてもらってぇたところでしてねぇ、
「コイツ、電話で言った 和菓子屋の三代目」
「どぉも、この度はお世話になります」
 いやいや、こちらこそ よろしくどぉぞ。まぁ おかけ下さい。 ...末女っちゃ、悪いけど コーヒー三つ頼むよ、
「はぁ~ぃ、ただいまお持ちしまぁ~す」
「あっ、それでしたら 緑茶をお願いして良いですか?今日は試食用に うちの和菓子持ってきましたんで。お茶も僕のお奨めの 良いのを持ってきましたから ...あっ、どうせなら ボクが淹れましょうか。チョットしたコツがあるんです。本当にミニマムなコツなんですけど、味はマックスで美味くなるんです」
「あっ ソレ、ミンでマックス?教えて教えてぇ」
「? ...良いですヨォ。キーパー、お試しのお菓子、沢山ありますから。スタッフの皆さん呼んで試食してみて下さい」
 すりゃぁ 恐縮です ...って、こんなにたくさん良いんですか?いやいや ありがとうございます。遠慮無くご馳走になりましょう...
 ―――― さてさて、地元貢献とか地域振興とか、お世話になるとか お世話するとかでなくて。もちろんコラボだとかwin-winだとかの 良くある話でもない。まぁ、地元の商店街のいろんなお店さんと うちのコースのお付き合いの輪がどんどん広まっておりますが、いかな方へと進んでまいりますやら。なんせ現場の人間も五里霧中。とまれ コースコース課の連中にも声をかけてやりましょうか...

 


A Golf Courase Maintenance Fable
Another Time Another Course
...From His Field Note 2018_02_08 / Snow was flickering in the afternoon

そを人は 虚実の皮肉嘘と真の綱渡りと云ふさうな...

【 第136回の補助線 十本目 】 ヒトがヒマだと思っている皆さんも集えよ このコースに...

2018年 2月号 第136回 皆集えよ あの旗の下に より...

 ―――― これ、二人とも“良きゴルファーの集う良き倶楽部”の『良きゴルファーとは』『良き倶楽部とは』についての明確なイメージができていないまんま、頭の中でどんなサービスをしようかって考えて書いているからじゃぁないの?

 


 

『しーさん ツルトロさんとマスター居酒屋がお呼びです』
 はいはい、直にお伺いいたしましょう、
 ―――― って、ちょと風はありますが なんだか体感的には、久しぶりに暖かく感ぜられる二月最初の日曜日

「キーパー、こっちこっち」
 ―――― 件の十番アプローチ練習場を見遣る 端っこのテーブルで ツルトロさんと 居酒屋の店長が手招きしておられまして...

◤ ぁぃゃ まいどのお運びで ありがとう存じます...

てか、お二人でいらっしゃるのも お珍しかぁありませんか?
「キーパー、時間は大丈夫だよね。日曜の昼なんだし、ハイボールで良いよね ...末女っちゃん。キーパーにもハイボール ・・・この人は 特別濃い目だよ」
『はいっ、承知しておりますぅ』
 ―――― おぃっ、末女っちゃ
「良い子だねぇ。店長の躾が良いンだねぇ」
「イヤイヤ、本当にさぁ。末っ子で我が儘に育てちゃったから、とんだ こまっしゃくれでさぁ」
「そぉかい?ハキハキしていて、キビキビ働く 良い子じゃないかぁ」
「いやぁ、ココでだけだヨォ」
 ―――― って あぁた店長。可愛くってしようがない末娘を褒められたからって、そこまででれでれ、、、、しちゃって どぉすんですか

「お待たせしました。特別濃い目のハイボールと ...こちらは シェフからのお試し。細身のバゲットのガーリックトーストです。バゲットは地元のパン屋さんの特注品で、サラミは地元の肉屋さんの手作り。オリーブオイルは シェフが青森産のニンニクを漬け込んだものを使っております。ミルの黒胡椒をお好みで挽いてお召し上がり下さい。あ... もちろん皆さんでどうぞぉ」
「おっ、俺たちの分もあるの?いつもありがとうって、シェフに伝えてね。今度、ウチのソームの娘が見つけてきた 美味しいショコラケーキを差し入れするからねって」
「えぇ~、マヂッすかぁ。ソレ、日曜日にお願いしますぅ。アタシ 日曜だったらだいたい バイトきてますンでぇ」
「これっ、もぉ 化けの皮が...」
「あっ ヤバイ ...ごゆっくりドォゾォ~」
末女っちゃぁ 八番さんのオーダー伺って』
『はぁ~ぃ』
「...ったくもぉ、ケーキくらいで 地金晒すなってぇの ・・・あっ、ツルトロさん。このガーリックトーストいけますよ」
「うん、良い味だなぁ。キーパー、これ本メニュー入りさせようよ」
「いやぁ、焼きたて最高じゃないですかぁ ...これ、ウチの店でも出したいなぁ。 アレがレシピ教わってるだろうから聞いてみようかなぁ。良いよね?キーパー」
 どぉぞどぉぞ、
「それにしても、良い子だねぇ」
「だ か らぁ やめてよぉ、ツルトロさんてばさぁ。末っ子で甘やかして育てたから とんだ跳ねっ返りでさぁ...」
 ―――― やれやれ

◤ でぇ お二方で今日の御用向きは...

「いやさぁ。店長さんが 娘がキーパーの毒牙にかかっていないか 心配でしょうがないから、一緒に見に行ってくれってって云うからさぁ」
「ちょっ、待ってよ ツルトロさんてば ...キーパー、何か言ってやってよぉ」
 ―――― いや あたしにもそぉ、、としか ..てか。何が『キーパーの毒牙』だよ、ツルトロのおっさんよ...
「いや、でも 正味の話が。キーパーに世話してもらって良かったよ。実際 あれまっちゃ、ウチの店の手伝いなんかさせてもさぁ。廻りは『店長の娘だから』で、本気で仕込んでくれないじゃん。かと云って 家族が言ったって、本人 屁の河童でしょ。キツく言われりゃぁ ブンむくれて プイって居なくなっちまう。...それがさ、ここにお世話になった初日の宵に、涙目で店の厨房に入ってきたと思ったらさぁ。物も申さず その辺の揚げ物やら丼飯やら 腹に詰め込んで、後は厨房から 客席の方、じっと見てやがったの・・・」
 ―――― すりゃぁ 末女っちゃ。アルバイトの初日が終わったところで ちぃままから『お客様に親しく接するのと、馴れ馴れしかったり 分を辨えていないのはとは まったく別だと云うことを理解できないのなら。その“別”が辨えられないのなら、あなた。お客様の前には金輪際出させません』って、そりゃぁ きつい、、、のを一発もらって、面持ち蒼白のまま 送迎バスに乗って帰っていったんですねぇ...
「あぁ、こりゃぁ 続かねぇかなぁ。表に出して 世間様の風に吹かれてみるのも良い勉強だと思ってたけど、いきなり寒風乾しみたいになっちゃったかなぁ~ ってさぁ。カミさんとも、キーパーのトコに詫び入れに行かなきゃかなぁなんてことも話したんだけどね ・・・でもまぁ、次の日曜も普通に出かけてったからさぁ。もぉしばらく様子見てみるかって...」
 ―――― いや、あたしも続かないかと思いましたけんど。次の日曜日の朝。予定より一本早い送迎バスに乗ってきたと思ったら、ちぃままや 寡婦の主婦に『改めて ヨロシクお願いしますッ』って 最敬礼の末女っちゃでありましたっけ
「ふぅ~ん。根性あるじゃないよ。さすが、店長の娘だねぇ」
「だから、オダテたって ナンにも出ないよツルトロさぁ~ん。ハイボールの濃い目 俺のオゴリで、どぉ?キーパーも、特別濃い目で?」
 ―――― だめだこりゃ

 

機械の除雪の下準備...

―――― 機械で除雪の前に カート道の縁の確認中
『おぉ~ぃ ちょっと腰伸ばそうや...』

 

「で さぁ。第一日曜の今日って 旧研修会の月イチの常会でしょ。アイツら最近、随分とチョづいて調子づいてるみたいじゃん?」
 ―――― はいはい、モクモク会ヤニっ喰い連さん発足とか、ツルトロさんがよそのコースのメンバーさんを連れてきては 一緒になって遊んでいることやらをとらえて『分派』だの『分裂』だのって、好き放題を仰っていることですね
「いや、だからって 俺と店長で偵察に来たりとかじゃぁないよ、キーパー。今日はあくまで、来週のウチ事務局主催の月例会の打ち合わせとかさぁ」
「そぉそぉ。そろそろ春の対抗戦だって どぉしよぉかなぁって時期だし...」
 ―――― そぉっすか そぉっすかぁ~
「それに店長が、アルバイトに来ている末娘のことが心配でしょうが無いって...」
「そぉそぉ、本当は俺も外に出したくないのになぁ~ に言わせるんだよ、ツルトロさぁん。んもぉ、キーパー 何か言ってやってヨォ」
 ―――― はぁい はいはい

 

融雪剤で融ける前に また雪... その上に融雪剤 ...でもまた雪

『どぉした? そんなにじっと見て』『いや 今夜はミルフィーユ鍋かなぁ って』

 

「いやぁ、それにしても お客さん減っちゃったとはいえ、今日営業できるとは思わなかったねぇ キーパー」
 いや まったくねぇ、
 ―――― 日だまりのプラクティスグリーン。最終のお客さんの“出待ち”をしている兄ぃであります
「昨日なんかも融雪剤撒かなくって済んだしさぁ。昨日の散布の剤 一回分 浮かせて、今日はちゃんと営業のアガリもあって。アリガタイアリガタイ」
 いや 本当。ありがたい限りですねぇ ...じゃぁ、すいませんけど この後お願いしますね...
「はいはい、しかしキーパーも 相変わらずの“お忙氏”だねぇ」
 本当にあっちもこっちもでねぇ...
 ―――― って 誰だよ、電話してくるのは
『おぉ、ナンだよ。今日から営業できてるんだって?ったくよぉ、ウチなんか この間の雪も融けないうちに、その上に三十センチもっと載っかっちまってよぉ。ヒマか? 塾長。ちょっと合宿の相談にこれから行くからよぉ。レストランの湯湧かしたまんまで待っててくれよ。いや メニューはお任せで良いからよぉ ...『じゃぁ』って、そぉつれなくするなよ、実は俺りゃぁ もぉすぐそこまで来てンだ。ちょっと遅いけど昼飯付き合ってくれヨォ 大将ぉ。折角 根雪の危機に怯えてる高いところのコースから下りてきたんだからヨォ・・・
『しーさん、フロントにハイランダー高地のキーパーさまがお見えですぅ。アポはとってあるからって仰ってますがぁ...』
 ―――― やれやれ

 


A Golf Courase Maintenance Fable
Another Time Another Course
...From His Field Note 2018_02_04 / Warm today?

そを人は 虚実の皮肉嘘と真の綱渡りと云ふさうな...

【 第136回の補助線 九本目 】 クローズでも“そう云う稼業の人”は集えよ このコースに...

2018年 2月号 第136回 皆集えよ あの旗の下に より...

 ―――― こう云う話をすると、せせら笑う人たちもいるけど。しーさんは違うと思うんだ。旗を掲げることの大切さとか、その旗のもとに集うことのできる素晴らしさ。解ってくれてるんだよね、しーさん...

 


 

・・・いやぁ、雪 止んだッすねぇ。あっ 見て下さいよ、間雲に青空が見えますよ」
 ―――― それを云うなら“雲間”だからね。もっとも今のは只の誤用で“間雲”って雅な言葉がちゃんとあるんだそうですけれどもねぇ*1
「いやぁ、今から動散動力散布機出します?融雪剤撒いてきましょうか?」

◤ いやいや まだまだ判らないからねぇ...

 撒くのはやっぱり明日だろうねぇ、
「やっぱり明日ですかぁ、いやぁ 残念だぁなんて言わねぇっす。よぉし、明日はもっと頑張るぞぉ~」
 お前ぃさん『明日本気出す』は良いけど、今日の仕事をしくじらないでおくれよ。同じ段取り 同んなじ場所で、毎年毎年の出かけたたんび、、、、、、、なんだからさ、
「ダイジョウブダイジョウブゥ~。じゃぁキーパー、もぉ一周行ってきますねぇ ...ぅひゃっほぉ~」
 ―――― そろそろ雪降りの雲のお仕事も手仕舞いでしょうか。浮かれたボクちゃんの出かけて行ったプラクティスグリーンであります。昨夜来の雪でコースはまた真っ白でありますが まぁ、覚悟していたほどの降りでは無し。まだ雪の止まない朝一番から、ボクちゃんが軽トラックに乗って、カート道、作業道 駐車場 進入路を走り回っております。荷台から伸びた虎ロープの先には、№五番ホールで伐採した木から切って持ってきた、葉っぱの多い大枝を束ねたのを括り付けてあります。そうして 新雪のうちに掻き回してやると随分と融ける塩梅が違いますし、後で引っ掻いて除雪したりする手間も省けますし ...そもそも そんな手間もかけられる程の人手もありませんしねぇ

『そぉいえば キーパー、もぉグルグル二周くらいはしてますけど、まだ走ります?』
 ―――― 脳天気な無線は、今し方出かけたばかりのボクちゃんから...
 大方様子が良さそうだったら、後は進入路のS字とか 八番のグリーン裏とかの 日陰の融けにくいところとかの急所を重点的に頼むよ ...今日は つっぺったって、、、、、、、すぐに助けに行ってくれる 兄ぃも姐ぇやも居ないんだから、くれぐれも気を付けるんだよ』
『りょぉ~かいですぅ~』
 ―――― ボクの字、本当に大丈夫か?姐ぇやが急なお弔いができてしまって今日明日のお休みとなってしまいまして。今日出社 明日公休だった兄ぃに、急遽 今日休み 明日出社のシフトの変更をお願いして、今日の出社はあたしとボクちゃんの二人きり。ハウスの方は 電話番にフロントの嬢が出社しているだけで、他はみんなお休みでありますれば...
『ぉお~ぃ、ちょっとこぉ~い』
 ―――― あれ?

 

雪の明日の 朝焼けかな...

『それにしても寒すぎるだろ』『寒いけど綺麗じゃね』『それって カレー味の...』『やめんかぃ この罰当たりぃ』

 

「なんだ、積雪クローズだってのに 今日も出社か?グリーンキーパーってのは つくづくとご苦労な商売だな」

 ―――― 労ってくれているんだか 呆れているんだか、それとも 滅多に口にしない冗談のつもりなのやら ...銀縁の眼鏡のつる、、に指を添えて、その縁の上から上目遣いのコジュッケの小父さん。このコースだけではなく、インターの脇のレストランの経営やら営業に関わるあれこれ、、、、の数字が そっくり頭に入っていて、即座に取り出せるという。恐るべきインテリジェンスでありますがぁ...

◤ そぉおっしゃる 事務長さんこそ...

「俺か?俺には クローズも何も関係ない。営業してりゃ してぇるなり。クローズしたなら してぇるなり ...要するに そぉ云う商売だってぇだけのことでな ...それよりだ。あの唐変木副支配人の 例のモーテルへの異動を少し早めにしようかと思っとる」
 はぁ ...てぇか、何故 今それをあたしに仰るんで?
「ついでにだ。ここコースに来る筈だった 支配人な。来ないことになった」
 はぁ? ってぇかぁ、なにゆえ、、、、でしょう?
「モーテルに支配人として 着くことになった。ゴルフ場とレストランと モーテルとな、それぞれの副支配人と人の配置を改めて検討してみたが。小さいお姉さんマムが総支配人兼 支配人で、あの唐変木副支配人が副支配人だと、小さいお姉さんマムがモーテルに拘わされる時間がな。どぉにも馬鹿にならない比重になりそうだからな。“女王”は支配人としてモーテルに廻して 小さいお姉さんマムとの間に一枚はさむことにした」
 そは コースも一緒。独活の大木あたしの副支配人だって 当てになりゃぁしませんでしょぉ ...ぃやぁ 敏腕の“氷壁”の支配人の着任を愉しみにしてぇたんですけんどもねぇ」
「与太事は聞きたくない。ここコースには ちぃ子ちぃままが居るだろ。アレが居れば 何とかなるだろうってか、アレとお前とで何とかしてみせろ。実際は ...いや これはここだけの話だがな、俺はこう見えて親切だから 聞かせておいてやる。レストランの副支配人からも 唐変木副支配人からも『ちぃままをウチにくれないか?』って 内内の打診があってな。それで検討しなおした次第なんだがなぁ ...特にレストランの副支配人からは ちぃ子ちぃままの他に『寡婦のシェフや お嬢も欲しい』ってな。ところが ...ここからは本当に内証の話だ。今度は俺から 三人に それとなくかま、、ぁかけてみたんだが、ちぃ子ちぃままも シェフもお嬢も『ここコースに居たい』ってことだったんでな ...おぃ、お前も大層な果報者だなぁ」
 ―――― あれ?今 小父コジュッケさん、笑っておられました?
「まぁ独活の大木sibakuroがウカウカしてたら、大事な手駒をかっ剥がれるから、覚悟を決めとけ。話はそこまでだ。何時までもそこにいられると...
『きぃ~ぱーぁ~、すんませぇ~ん。八番のグリーン裏で 藪に突っ通し、、、、 』ちゃいましたぁ~ ...きーぱー へるぷぅ~』
 ―――― って 情けない無線はボクちゃんから ...やれやれ、疾うにぬることにいたしましょう...

 


A Golf Courase Maintenance Fable
Another Time Another Course
...From His Field Note 2018_02_02 / It has stopped snowing

そを人は 虚実の皮肉嘘と真の綱渡りと云ふさうな...

*1:閑雲 ...静かに浮かんでいる雲。閑雲孤鶴 閑雲野鶴 など...

【 第136回の補助線 八本目 】 ちょっと変わった趣味の人たちも集えよ このコースに...

2018年 2月号 第136回 皆集えよ あの旗の下に より...

 ―――― 配車室の前で、ちぃままに叱られたのが嬉しそうなモクモク会の一号車さん方ご出発であります...

 


・・・あぁあ、今日は夕方から雪になるんですよねぇ...」
 ―――― 先日来の風邪もやっと癒えまして 今日から出社できるようになったばかりのボクちゃんでありますが ...まぁ、すりゃ 復帰即雪の予報を突きつけられたら 憂鬱にもなりますよね
「明日は 融雪剤融雪剤の散布できますかねぇ...

◤ いやぁ、下手すりゃぁ...

明日は昼過ぎか、夕方まで降り籠められるかもしれないからねぇ。むしろ 散布するのは 明後日の可能性の方が大きいんじゃぁないのかえ、
「デスよねぇ ...ぃやだなぁ。一周してくるまでに ケリ三発は喰らうなぁ」
 ―――― お客さんも出払ってしまった プラクティスグリーン。もぉ今から溜息三昧の ボクちゃんですがぁ

 ...てぇか、融雪剤撒く仕事そのものよりも?
「明日なら 兄ぃと一緒だから、あのクソ重たい動散動力散布機背負って 雪の中歩くのもまだ我慢できますけどぉ ...明後日は 出社、ボクと姐ぇやですよぉ。あの短気の暴力女と融雪剤ですよぉ ...あぁあ~ ...ホントにヤダなぁ。風邪の次は ウツで病んじゃいそうですよぉ
 ...てか、なんで姐ぇやのあの暴力的な撒き方で ムラにならないんだかさぁ... 知ってます?あの人『こんなモン動力散布機、ゼンカイだよゼンカイ。スロットルもシャッター散布量調整レバーも ゼンカイにして バァ~って撒いちまえばいいんだ』って。本当にエンジンも調整レバーも全開なんですからぁ」
 そぃでもまぁ、だいたい設定した量をむら、、なく撒いてきてくれるから 大したもんだねぇ、
「本当にナゾですよ、ナゾ。もっともあの兄ぃの、お爺ぃちゃんの肥料撒きみたいな ボッチラボッチラな撒き方で、姐ぇやと撒いてくるスピードが変わらない ...ってのも コース課のナゾ不思議の一つですけど...」
 ―――― それはもしかして 七不思議かえ? とまれ まったく対照的な撒き方でも とびきり早くて上手な 姐ぇやと兄ぃ。一方で 例によってしんねりみっちり、、、、、、、、した仕事散布のボクちゃんと、無闇にばたばた、、、、するばかりのカケル君の両人は、どちらかと ...などと言わずもがなで 遅いし、あまりと ...言わずもがなで上手ではないのであります。 ...んで 姐ぇや云うところの “ボケカケ”...ではあんまり可愛そうなので、 “ボクカケ”の両人。始終 姐ぇやの機嫌を損ねて 尻を蹴飛ばされていると...
カケちゃんカケル君は良いんですよぉ。アイツ M男クンですから、姐ぇやにケリ入れられたって 嬉しそうだし...」
 ―――― そぉいえば 最近。姐ぇやが『アイツ蹴飛ばし甲斐がない』ってぼやいていましたっけ。すりゃ“ボクカケ”のカケ、、の方でありましたか...
 ...てか“ケリ入れられ歴”の長さじゃぁ お前ぃさんボクちゃんの方が一段も二段も上じゃぁないかえ。そろそろ眠っていた“そっちの血”が目覚めちゃうのと違うかえ?
「いや、アレ姐ぇやのは タダの暴力ですから」
 ―――― それはどぉ云う意味だ?
「でもねぇ。兵は拙速を尊ぶって云いますけど、あンだけ早くて上手いンじゃぁ 文句の云いようのないんですけどねぇ ...どうしたんです?キーパー? ...何をそんなにビックリしてるんで?」
 ...ぃ、いや。お前ぃさんボクちゃんが まともな格言をその口にする日が来るとは...
「何言ってンですよ。マスタング准将の名言ですよ。ロ イ・マ ス タ ン グ*1 ...キーパーの歳じゃぁ知らなくっても無理ないっすけど」

―――― いや、もともとは 孫子の兵法だから、それ。ちなみに マスタングがそれをエドに言ったの、練兵場での手合わせの時で その時はまだ大佐だった筈だから...

 

雪のコースは シカの天国でありまして...

『もぉ コース廻り放題』『奴らから グリーンフィとれないか?』

 

・・・う~ん、雪。何時降ってくるのかなぁ」
 いつも見てぇる スマホのアプリで確認できないの?
「あれはあくまで目安だってば しーさん 。何でもかんでも GoogleWikipediaをアテにしてられないのと一緒でしょ。判ってるクセにぃ」
 ―――― なんだし 夕方から明日にかけての雪の予報を受けまして、今日はちゃちゃ、、、、っと廻って そうそう、、、、に上がってしまおうというお客さんがほとんど。朝から 些か忙しかった、二月に入ったばかりの木曜日であります。コースに残っているのは もぉ何組もありませんし、レストランにお客さんもなし。配車室で ちぃままとあれもこれも、、、、、、の打ち合わせの最中でありましたが、ちぃまま窓の外を見遣っての思案顔...
「なんだし 最終最終組上がってくるまで降らなければ 今日はそれで及第点なンだけどねぇ」

◤ あれあれ?

ちぃままさんは 何をそんなに迷っているんだえ?落っこちてくるものには勝てないって 判っているくせに、
「そぉなんだけどねぇ。明日のクローズは確定でも、明後日からのこともあるし。公式サイトとかFaceBookページとか、Twitter なんかの書き込みもあるし。なんか落ち着かないのよねぇ ...そぉだ。それより しーさん。あの記事読んでくれた?」
 えぇと?【F1が レースクィーン廃止を発表*2】 ...だっけ?
「んもぉ、ポリコレPolitical correctness嫌いのしーさんには 一言毒吐きたいところかもしれないけどさぁ*3 『それはまた別のお噺で』やってちょうだい ...これよこれ。」

gaiax-socialmedialab.jp

 ―――― マウスを手早く手繰ってぇ...
「ちゃんと読んでくれた?しーさん ...これよこれコレ。結構良い記事だと思うの、これ...」
 たしかに、解りやすいしねぇ。いろいろと考えられるよねぇ...まぁ マーケティングに興味の無い人には いきなりだと途惑っちゃう用語が多いかもしれないけど。とまれ ゴルフコースでも ソーシャルの担当をしてぇる人なんかは 目を通して置いた方が良いかもねぇ、
「でしょでしょ」
 でも 結局この記事もだけど、要するにソーシャルSNSの運営とか マーケティングとかも含めて、結局『その記事や運営そのものが お客さんの“共感”を得られるか』『如何にして顧客の“共感”を得るか』ってぇ、マーケティングの基本中の基本。この記事も そのあたりについて書いているんじゃぁないのかなぁ ...なんてところが感想かな。なんだし、良く纏めてくれてますわ。こんな良い記事が無料で読めるなんて、本当に有り難い世の中だねぇ。そぃから もう少し突っ込んでって、最近思っていることなんだけど。これの他にもあれこれ読ませてもらっているうちにね。コースのソーシャルも もう、実名と顔出しにした方が良いんじゃぁないのかなって...
「そうなのそぉなのよぉ、さっきEvernoteに上げといた、これも読んでくれてるよね」

www.landerblue.co.jp

 あれ、永江さんのブログじゃない?これは まだ読んでないけどさぁ、
「しーさんも必読よ。確かにゴルフ場のFaceBookページやTwitter Instagramなんかの“公式social networking service ”でも『こんにちわ、○○ゴルフ倶楽部です』じゃぁなくって、『こんにちわ、◎◎カンツリー ソーシャル担当の ☆☆です』って お客さんに顔が知れてるスタッフが 顔出し・名前出しで運営した方が、より大きな共感を得られるわよね」
 そこ、大事かもねぇ。まぁ うちは 女将マムにしても、お嬢や シェフ。それにあぁたちぃままだって、みんな 顔も名前も売ってるスタッフの運営・書き込みだから、お客さん方も面白がってくれているし...
「そこよ、しーさん。それは しーさんの言う通りだけど、現状 何か足りないと思わない?」
 何か?
「何かじゃぁないなら、だ れ か」
 ま、ま さ か...
「そぉよ しーさん。この間の イキナシ雪でクローズの日の緊急座談会でも『何であれだけお客さんと一緒に遊んでて、名前売って 顔も売って お酒まで売ってるキーパーが ソーシャルとかにカキコしてないんだろ』『コースのことだって 一番解っている人なんだから』って。これはお客さんの声よ、しーさん。ねぇ、しーさんもさぁ...」
 ―――― ぃやぁ、あたしはもぉソーシャルは お腹一杯で...
「あっ コース課のアカつくって、姐ぇやとカキコしたら?姐ぇやのキャラ、お嬢のツンデレファンとはまた違って、一部のM系の小父さん達に 絶大な人気があるし」
 おぃおぃ
「面白いじゃない『今日は姐ぇやに「FaceBookページのカキコ あたしにばっかやらせるな」って ケリ入れられました』...なんて書いたら きっと“いいね!”山盛りだよ しーさん」
 いや、あたしにゃぁ そんな趣味はありませんからぁ...

 


A Golf Courase Maintenance Fable
Another Time Another Course
...From His Field Note 2018_02_01 / It’s going to snow today

そを人は 虚実の皮肉嘘と真の綱渡りと云ふさうな...

*1:鋼の錬金術師(荒川 弘)】に登場する 国家錬金術師で“焔の錬金術師”の二つ名を持つ: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8B%BC%E3%81%AE%E9%8C%AC%E9%87%91%E8%A1%93%E5%B8%AB

*2:Yahoo! Japan News : F1が レースクィーン廃止を発表!「現代の社会規範に適さない」 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180201-00000001-wordleafs-moto

*3:2月1日放送 ニッポン放送ザ・ボイス そこまで言うか】でも 『アメリカのポリティカルコレクトネスも大概にしないと...』って 突っ込み入れてましたねwww