【 第135回の補助線 十二本目- 】 人付き合いの面倒臭いのも『ゆく年来る年』
2018年 1月号 第135回 ヤニ喰い共の『ゆく年来る年』より...
―――― まったく、便利のつもりで厄介の種を配ってしまったような…まぁいいか
...なんだその様子だと、センセイ 今お前さんの目の前か?...なら そぉも云えねぇだろうから、ハイかイイエで応えろや。センセイ 例の“にょろにょろ”の写真持ってるだろ』
◤ はぃ~
『ったくよぉ。それ、あっちゃんに漏らしたの、おれじゃぁねぇぞ。タブ公とノート坊に『お年玉くれてやる』って Lineで送っただけだからな。まぁ漏らしたのは多分あっちゃんの信者のノートの方だからな。まぁ、長電話も恐縮ですから 失礼しますですよ。でわ はいちゃぁ~』
―――― 電話、ハイランダーさんからでありました。言うことだけ言われて 切られましたぁ
「本当にさぁ、しーさん水臭いなぁ。勉強会やってるならやってるで、俺にも声かけてヨォ。どうせタブ君あたりから『あっちゃんさんは今 現場復帰して忙しい』とか 吹き込まれてんだぉ。遠慮しなくって良いからさぁ。俺としーさんの仲じゃないよぉ」
―――― でました 件の聞きとぉもないあっちゃんの科白であります
「あのさぁ『キーパー仲間や かつての部下だった現役のキーパー。懇意の業者なんかと 不定期でも集まって 飯喰ったり酒呑んだりしながらワイワイやってるだけ...』って、そう云うのを 勉強会って云うんだよ しーさん。現に こんな珍しい写真をLineなんかで廻したりもしてるんでしょ?」
―――― 仰る『こんな珍しい写真』ってぇのは、先日 ハイランダーさんが *1 312のおっさんから送られてきたこの画でありまして...
「結局さぁ、解答はなんなの?芝が凍っているってのは判るんだけどさぁ。何をどうしたらこんなんになるのかさぁ。で、コレ。出元は あの312だって?相変わらず 胡散臭いよなぁ、アイツ」
―――― そう云えば このセンセイ、昔っから 何故だか 312のおっさんのことを毛嫌いしておりましたっけ
「何てンだろ、芝生ゴロってぇかさぁ」
―――― おいおい
「俺もあんまり 人の悪口は言いたかぁないけど。しーさんも、sibakuro塾の塾頭として あんなのを呼ばない方が良いよ。いや、しーさんのタメを思って言ってるんだよ」
ですから、sibakuro塾なんて無いんですってば、
「だったら作っちゃいなよぉ。俺もチカラに慣れると思うよ ...てか、共同でさぁ…」
◤ いや、そう云うこと 興味ありませんので
「なんだよぉ、押し売りとかキャッチ遇ってンじゃぁないんだからさぁ。本当に素っ気ないなぁ」
う~ん、そぃたらぁ ...ハイランダーの大将に声かけてみてくださいよぉ。そも シーサイドさんとの集まりだって、あの人の発案ですし。今だって招集かけているのは あの人なんですからぁ、
「う~ん、ハイランダーさん?そぉなのぉ…」
―――― って、なんだその恨みがましい目つきは ...そぉいやぁ、ハイランダーの大将は この人のことを『ウザイ』『コスイ』って 切り捨てていましたっけ。そう云うのぉ うすうす感じてはいるんだろうなぁ... それにしても最近 本当にこう云うのが面倒臭くなっておりましてねぇ
「とりあえずしーさん、飯にしようよ。ここのコースの飯はさぁ、値段のわりに美味いんだよねぇ。しーさん付き合ってよぉ。俺にも積もる話もあるしさぁ。しーさんだって話したいこと一杯あるでしょ。俺にしか云えないようなグチとかさぁ」
―――― なんか 本当に面倒臭いなぁ
…で、奴さん、帰った?...さっきまで居た?長っ尻だったねぇ。飯まで一緒に喰った?なんだよ、流石に しーさんとあっちゃんの仲だねぇ』
そぉ云うの、洒落になんないですよ。今日は小正月ですし、午前中でお引けのつもりでいたのに、結局一ン日になりそうなんですからぁ ...ですから 電話、もぉ切りますよ、
『かぁ~、つれねぇなぁ...
―――― なんだって 『俺りゃぁ 忙しいんだから』と嘯きながら また電話をかけてきた ハイランダーの大将でありますが ...そんなに あっちゃんのご来訪が気になるのかや
...まぁいいや。それよか シーサイドのセンセイが俺らの勉強会のFaceBookページ?作ったんだってヨォ。もちろん、何てンだかシラネェけど、身内限定だってさぁ。今のところセンセイといっっちゃん にぃちゃんと オレと。お前さんの五人でな』
あれ? タブ君とか ノート君は混ぜてあげないんですか?
『ダメ。アイツら混ぜると あっちのセンセイに機密が漏洩する恐れがある』
良いじゃぁないですかぁ。ともに中に棲むよな暮らしの者同士。情報でも愚知でも共有すればぁ、
『まぁ、そりゃぁそうだけどよぉ。 あのセンセイ、何かって云うと 共有すべき情報をギッちゃぁ手前ぇ手柄にしちまうだろぉ。そぉ云うトコが、どぉにもなぁ ...あっ、今。面倒臭ぇなぁって、思ったろ』
―――― おいおい
『まぁいいや。早速この間の312の親爺の写真もアップされてるからよぉ。御前ぃさんにも センセイからメッセ?で FaceBookページへの招待状だかが届いてると思うから 見てみろや。...あっ、そうか。グループ? 312の親爺が入ってれば あっちのセンセイ ヤツのこと嫌ってるから 魔除けの札くらいにはなるかもなぁ。そぉいえば 合宿は、どぉすんだよ?塾長さんヨォ・・・・・・
―――― やれやれ、こりゃ当分電話切って貰えそうにありません ...ってぇことで。件のFaceBookページには こんな写真も載っておりましたっけ
A Golf Courase Maintenance Fable
Another Time Another Course
...From His Field Note 2018_01_15
そを人は 虚実の皮肉と云ふさうな...
*1:余所でも312と云う人が かつて“二ちゃんねる 園芸版”で遊んでおりましたっけ : http://d.hatena.ne.jp/yosodemo312/searchdiary?word=%2a%5b%bb%cf%a4%e1%a4%cb%5d